四国八十八箇所
四国にある88箇所の空海(弘法大師)のゆかりの札所の総称。
一千年を越える歴史を有する巡礼文化であり、近年ますます信仰を集めている。
四国八十八箇所を巡ることを特に遍路と言い、その道を遍路道という。
地元の人々は巡礼者をお遍路さんと親しみを込めて呼んでいる。
この古美仕上げの黒鞘に入った端正な《同行護身刀『八重路』は
空海を尊崇する豊国が身を持って斎戒し
吉祥を祈願して誂えた逸品。
短刀や小脇差を彷彿とさせる
日本人の琴線に触れる美しい刀身は
極軟鋼をタガネで割り、鋼を挾み込み鍛え上げることで
折れず曲がらず長切れという理想を叶えている。
|