 優美な白鷺(しらさぎ)の印象を土佐剣鉈に込めた逸品 白鷺城(しらさぎじょう)の名で知られる姫路城。二〇二三年は、世界遺産登録３０周年を迎える記念すべき年でもあります。この度は、土佐刃物の名人・世界の晶之氏に依頼し、謹製していただいた記念刀『白鷺刀』をお届けいたします。 姫路城の通称・白鷺の色をイメージに製作された拵えをご覧ください。白鷺と名乗るにふさわしい佇まいを感じていただけることでしょう。他ではなかなか見られない鞘の特殊な漆塗りは、姫路城の石垣も彷彿とさせる白黒のまだらな色。土佐オリジナル白鋼の本体には、姫路城城主であった池田家の家紋である揚羽蝶が刻印されています。「姫路城世界遺産登録三十周年記念」の刻印や、緑色西陣織に白柄巻の柄に至るまで、記念すべき年を祝福する特別感に満ちあふれています。柄巻にひし形が並んでいることからも、縁起が良く、記念刀にふさわしいことと存じます。 土佐打刃物は四百年の歴史を持つ伝統工芸品。本作は芸術性の高い土佐剣鉈でありながら、実用性にも優れた逸品です。本物だけが持つ土佐打刃物の切れ味と、白鷺のごとく美しい姿をご堪能ください。世界遺産登録３０周年記念という、またとない機会をお見逃しないようお願い致します。 （東京書芸館カタログ記事より抜粋） ※漆の色合いは漆職人の調合により、若干色合いが異なることがございます。 また、模様や調合具合のご指定をお受けすることはできません。予めご了承くださいませ。 当社が推奨する使用方法であっても、扱い方を誤れば刃が欠けたり、折れたりすることがございます。 ご使用後の欠けや折れに関しましては補償を致しかねますので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。 |
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